エニグマ
むかしATGの直営映画館のような場所だったところに行きました。
原田芳雄さん三浦洋一さんなどの映画を観たなぁ、と、とある愛情と郷愁に浸っていたら忘れ物をしてしまいました…忘れ物は心
だったら映画のシナリオみたいで少しは様になるのですが。
映画館の席に着いて、スクリーンの方をよく眺めたくて、実行すべくカバンの中に指先を入れて探ったら、有る筈の眼鏡が有りません。
家に忘れて来たものと結論付け、スクリーンの方に集中したのですが、スクリーンの前にあるものがまっしろ過ぎてよく観えないのです。
週末は眼が疲れ過ぎていていけませんね。
そのあとは実寸の数倍もある映像に救われましたが、なんだか救われてばかりいるな、と。しんみり。
ちょっとケリー・チャンを思い出してしまいました。彼女も紅一点の役どころが多かったな。インファナル・アフェアのシリーズでは泣いてばかりいた。
もっとたくさん映画の事を書きたいのですが、この辺で。済みません。
また最近いろいろ教わっている。
言葉のいろは。難易度高い。
温かい映画館スタッフのおかげで眼鏡はまだその場所に保管されています。
鑑賞した映画のエンディングロールにわたしの名前を見つけた時はびっくりしたと同時に当地のあたたかさをふたたび感じ入りました。
忘れ物をした場所は、心が戻りたいと望んでいる場所。
また観に行こう。ちゃんと眼鏡をして。