謎の続きを少し考えてみた

 男の子があの夜見かけたマドンナは、実はマドンナによく似た別の女の子だった。


 マドンナに、

なぜ私だと思ったの?わたしはそんなことしない。信じていてくれなかった事がとても悲しい。


 そう言われて返す言葉がない。


 男の子は、いつも頭の中にあるのがそのマドンナだったから、よく似ているけれど遠巻きだったし自信はなかったのだが、それをマドンナだと思い込んでしまった。


 耳の位置も形も違うのに。


 お互いを信じられなくなってしまったら、その先はなかなか見つけられない。


 長い後悔と贖罪の日々が待ち受けていたのだった。



 と言う感じなら救われる人がより大勢いるように感じましたね。