under my skin

  八月の残りは西国のお城の改修が済んだ町へ出張に行くのと、神奈川の西端に出かけたりします。

 国内のものづくりで活況を呈しているのもごくわずかな場所で、行く先々で感じるのはもはやブームタウンになっていきそうな感じの寂しげな町。

 

 出張が続くと、休みの日は極力家の周辺で過ごすように自然となってしまって、気持ちが外へ向かいません。

 

 逆に、仕事で自宅と職場の往ったり来たりが続くと、じゃ気晴らしに旅行へでも、という感じになるんでしょうか。

 心模様の裏表というか機微というか。

 出張から東京へ帰ってくると、あああ帰ってきたーーーってホッとしてしまいます。

 それが以前は3年半も続くことがあったのだから・・・

 

 旅へ向かうのは身の回りに起こった出来事に起因することもあるとは思いますが…

 

 ぜんぜん関係ないのかも知れませんが、むかーーーし戦中派の大大先輩に聞いた話。まぁ男女の話なんですが。

 ごめんなさい、ちょっと怖いというか暗い話。

 先輩は、空襲で焼け焦げたり亡くなったりしている遺体をたくさん見たんだそう。それで、おもしろいというか興味深いなと思ったのが、男はみなうつ伏せで、女性はみな仰向けで亡くなっていたんだそうです。その先輩がしみじみと語っていたのが、男と女はやっぱり陰と陽の関係なんだなぁ、と。???

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 観音さま

 

 陰と陽、とか。裏と表、とか。

 ぜんぜん悪い意味ではなくて。

 どちらかがあるから存在する。

 どちらか片方だけ、というのはない。

 という事がよく分かってしまうようになってしまいました。